歴史的事実

 歴史を分かるというのは困難な作業であると思う。どの基準を持って、あることが歴史的事実であるといえるのか。
 例えば、その事件に立ち会った人がいたとする。その人の話に牽強付会がないといえるのか。
 例えば、ある事実を記した資料があったとする。その通りに本当になっていたのか。
 さらに、ある事実が複数個あった場合、何の事実に対して歴史的価値を認めるべきなのか。
 これらの疑問を少し考えただけでも、歴史とは自分にはおいそれと検証できるような代物ではないと思ってきた。