シリア問題

 シリアという国なんて名前しかしらなかった。せいぜい、中東のどこかの国というぐらいだった。

 さて、今この国において「化学兵器」というのが使われたとの噂がニュースで流れている。化学兵器の定義は、とりあえず人体に対する有毒ガスによる攻撃の兵器らしい。化学兵器の使用の是非は今の自分には分からない。
 いや、そもそもなぜ内戦がこの国においてかねてから起こっているのか、未だによく分からない。例えば、アサド大統領ではない反体制派というのが何なのか。
 このホームページで教えてくれた。
NHK視点・論点 「緊迫するシリア情勢」 内藤正典
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/166764.html
 記述を自分の言葉でまとめるなら、反体制派とは、ひとまとめになされていない武装集団らしい。しかも、その集団が正当性をもつのかも怪しい感じだ。アサド体制派もそうだが。ただし、各派に諸外国が物資支援をしているようではある。
 この内戦は停戦させられるべきだが、そのためには強力な他国の軍事力でどちらかの派を壊すしかないのだろう、と根拠はないがそう思う。一応、化学兵器は禁止条約もあるぐらいだから凶悪なものなのだろう。それを使っている集団に対し、何もお咎めなくするとなると良くない。何となく、そう思うだけだが。
 では、停戦を最も実現する意志をもつ存在は何だろう。本当にシリア平和実現を望むべく心を持つならば、今以上の犠牲者が出ることを望まないと思うならば、たとえそれが勝利者による歯医者への一方的な裁きへと後につながるとしても、その存在に縋るしかないと私は考える。