立てるべき目標について

 あるところで他人の立てた先月の目標を見る機会があった。
 その場所は最低でもひと月に約10000円のお金を払って入れるような場所ではある。
 しかしその目標の数々を見て、少々おかしいと思いはした。なぜならば、それらの目標とは、気晴らしの類に属するようなものであったり、あるいはそこにいればそれだけで自動的に達成できてしまうようなものであったりしたからだった。
 目標とはそういう性質のものなのだろうか、いや違う。その人なりに負荷を限界にまでかけて初めて成立しなければならないようなものであるべきだと思う。