二人の女性政治家不倫疑惑

本日の会見について
https://www.yamaoshiori.jp/blog/
 山尾代議士が不倫したという事実は観測されないのに、不倫報道で迷惑をかけたことを理由に、所属政党を離党する本人にもそれを承諾した民進党にも落胆させられた。
 しかし、私がもっと問題だと今回思ったのは別の点にある。
 山尾さんが上記ブログで書かれたことを本当に問題視するならば、それは、女性政治家が国会以外でその仕事をなすには場所なり人数なりの制約があることになってしまうということだ。2人で密室で会うようなことがあってはならない。そういう制約を政治家に課していいのか。確かに、不倫疑惑の証拠としては2人きりで密室で会うことは見過ごせない事実になる。だが、それのみが、少なくとも今回のような政治家が離党する一概に原因になるとは何なのだ。
 思うに、現状を打開するならば、私が上に書いた点を山尾さんは主張することを勧めたい。

 一方、山尾さんの話よりも前にあった自民党所属の今井議員の不倫疑惑の場合。
週刊新潮」掲載記事について。
https://ameblo.jp/eriko--imai/
 こちらの方は政治活動に無関係な理由のために会うことになっている。こちらは山尾さんと違うではないか。不倫の疑惑ではなく、事実である。
 そして、今井さんの自民党からの離党はないのだろうか。また、自民党による党籍離脱の勧めもないのか。これも山尾さんとは異なる。

 以上の二人の処遇が異なる点を許容してしまっているのが日本の現状の一つになっている。