売れる曲の傾向と対策

 今日偶々NHKラジオ第一放送を聞いていたら、「マキタスポーツ」という名前の芸人さんが出演していて、自分が過去30年間の邦楽ヒット曲を分析して作り上げたという曲の紹介をしていた。
 当初は何となく聞いていただけだったが、この芸人さんが、売れた曲でよく使われているキーワードはこういうのがある(例えば、「扉」「桜」などの言葉)だとか、「ラララ〜♪」というところは音楽会場で聞いているファンが一緒になって盛り上がりやすいように入れた部分だとか語るのを聞くと、ついつい聞き入って感心してしまった。

 今一度動画で見聞きしてみると、しかしヒットたらしめた要因というのは何なのか、自分にはあまりよく分からない。だが割と多くの年代が受け容れられそうな親しみやすさはあるように思う。また、2度聞いてみたが、飽きられないとは言い切れないが、しつこくは感じない。

 ラジオでマキタスポーツさんは、曲作りには雛形・テンプレートがあり、それに歌詞をつけていく(多分、売れる歌詞)ことでできあがると話していた。これには、まるで語学の会話や作文の勉強の仕方のようなことを聞かされた感がした。