いくつか思い当たることを徒然に書いていく。

1.行動力?
 ある大学生らの話を横耳で聞く機会があった。その学生らの共通の友人で、行動力があると評される人がいるという。なぜか。単独でマチュピチュに行ったり、イエローストーンに行ったりしているからだという。
 これらは別段、難しい旅行先なのだろうか。これらが行先の観光ツアーもググってすぐに出てくる。
 私も大学生時代に自分一人で米国旅行に行ったが、「定番の観光先」など全く行かなかった。変な人なのかもしれないが、現地の大学に潜り込んだり、何か有名らしい教会に行ってそこのキリスト教徒に「なぜ米国では離婚率が高いのですか?」と唐突に尋ねてみたりした。何か答えてきたが、よく覚えていない。
 どういうわけか、現地の米国人は親切だったと思う。ボストンでは電車の中で、現地に不見識な自分を哀れに思ったのか、私が行きたいところに親切に生き方を教えてくれた上、「何か困ったことがあったら自分に電話して来い」と電話番号を教えてもらったり、ハーバード大学の生協で雨宿りしていたらそこの元従業員に飯をおごってもらったり、その人とそれとは全然関係ない人に「話を聞かせて」とのことで自宅に案内してもらったり、といろいろとラッキーだった。日本に帰国後、こういう話を当時の大学でお世話になっていた先生の一人に話してみたら、「君、殺されるよっ」と言われた。でもまあ、私が出会った人々は随分と親切な方々だったと思う。

2.都知事
 これほど誰がいいのか悩む選挙があっただろうか。
 ・小池。かねてより何で政治家になり得ているのか不思議な人なのだが、発言が軽い。しかもこの人の支援団体を考えると、選択はありえない。
 ・鳥越。野党統一候補という点はいいが、以前からこの人は調べて書いたり発言したりするジャーナリストではなく、威勢がいいだけの評論家だと思っていた。そして年齢が76歳。日本人男性平均寿命が80歳なんだし、元気そうだが長く任せられない。
 ・増田。創成会議での提言等、言動が3人の中でまともなのだが、自民党都連という利権団体が背後にいるというのが本当に嫌だ。

 自分の現在の心中では、
  増田か、鳥越か。小池は今後もない。